「三越」「伊勢丹」「お帳場カード」で検索して、こちらのページに来られる方が多いので、随時、情報を追加しております(最終更新:2023年11月)。
三越お帳場カードは三越・伊勢丹のお得意様には特典が魅力的なカードになります。外商カードの性質上、ウェブで検索しても公式ページがなく情報も少ないです。僕は、三越に勤務する知人に頼まれて20年ほど前から「お帳場カード」を保有しています。当初ほとんど使っていなかったのですが、調べてみたところ、三越や伊勢丹で買い物をよくする方には割引/ポイント還元やラウンジ特典などがありとてもお薦めなカードであることが分かりました。以下に、僕が調べたお帳場カードの概要・カードの入手方法について記載してます。
念のために最初に言っておくと、中の知人の頼みで取得したカードですので、自宅に外商担当が来て高額商品を購入するような豪華な使い方はしていないです。三越・伊勢丹グループ店舗で高還元ポイントを享受したりやラウンジ利用を楽しむ程度の一般小市民の使い方ですので、誤解なきようお願いします。
↑三が日の日本橋三越本店。正面玄関で撮りました。年末年始は写真のように「丸に越」の大店のれんがかかります。老舗の風格たっぷりです。毎年この風景を見ると年末年始を感じます。ただ、年末年始以外にものれんがかかっていた日もあった気がします。あれは何だったんだろう。。
三越お帳場カードの一般情報
三越お帳場カードは、三越伊勢丹グループのエムアイカード系のカードをベースとしています。お帳場カードの年会費はエムアイカードプラスと同等で、本会員は初年度無料・2年目以降は2,000円(税別)、家族会員は無料(生計を同一とする4名まで)と意外とお手頃です。さらに上のランクとして、お帳場カードGOLDがあり、こちらの年会費は本会員は10,000円(税別、初年度から)、家族会員家族会員は2,000円(税別、初年度から)となっています。カードのブランドは、VISAとAMEXから選べます。
お帳場カードとお帳場カードGOLDの最大の利点は、三越・伊勢丹グループの店舗でのポイント還元が両カードとも最大10%と非常にお得なことです。違いは、お帳場カードでは保険が付帯せず通常のポイント還元率が0.5%であるのに対し、お帳場カードGOLDではと保険付帯がありポイント還元率が1%になります。三越・伊勢丹系列での還元率は、前年度の使用合計実績に応じて翌年の還元率が5%、8%、10%の3段階になります。具体的には、前年度0~30万円の使用実績では5%還元、30~100万円で8%還元、100万円以上で10%還元(1ポイント:1円)になります。以前は購入時に金額が直接割引されていましたが、今はポイント還元になりました(何年も前で覚えていませんが、ポイント制に移行する際に、お帳場カード保持者は、直接値引きを継続するか、ポイント制に移行するかを選択できたようです。そのため、直接値引きの特典を現在も継続できているカード保持者もおられるようです)。最大10%の還元はとても魅力的です。ただし、三越内にある店舗でも、いわゆる有名ブランド店などでは通常の0.5%または1%還元止まりで、最大10%還元の対象にならない店舗もあるので注意が必要です。僕も三越内の某ブランド店で腕時計を購入して通常の0.5%止まりだったことがあり、ふつうにANAダイナースプレミアムSFC(改悪する前は3%還元!が可能でした)を使えばよかったと後悔したことがあります。
なお、三越お帳場カードには黒い券面のプラチナカードもあります。こちらは知る人ぞ知る正真正銘のVIPカードで、通常のお帳場カードでは入れないプラチナサロンの利用が可能となっています。通常の三越カードでもほとんどの三越伊勢丹グループの百貨店でのお得意様サロン・ラウンジの入室が可能になりますが、銀座三越のゲストラウンジは、銀座三越の招待でカード発行された人しか利用できないのでご注意ください。僕は銀座で休むときは銀座プレミアムラウンジ(ダイナースプレミアムカードや銀座ダイナースカード所持で利用可能)を使っていました。
お帳場カードの他の特典としては、(1)外商担当者がつくので買い物の相談がいろいろ可能(お土産の相談、好みの新商品の紹介など)、(2)サロン・ラウンジの利用が可能(上述の通り銀座三越は通常のお帳場では入れず)、(3)駐車場特典(店舗によって無料だったり、2千円購入して4時間無料など、多少違いがあります)、(4)逸品会への招待(ニューオータニで開かれるお得意様限定の招待会)などがあります。また、購入品をサロン・ラウンジに届けてもらうこともできるので手ぶらでの買い物できるのもメリットです。
三越お帳場カードの複数の入手方法(web情報)
三越お帳場カードの入手方法は僕の場合もそうでしたが三越外商担当からの招待が基本です。ただ、この方法は、三越でたくさん買い物をされる方などでないと難しいと思います。
他の方法がないか調べたところ、
などの情報がありました。エムアイカードは三井伊勢丹グループのクレジットカードですし、JALと三越伊勢丹グループは2015年から業務提携をしているので、上記のような方法でのインビテーションはありうると思います。
他には
との情報もありました。
逆にお帳場カードを持っているとJALでの優待もあったようです。
との報告もありました。
↑日本橋三越のお得意様サロン。お帳場カード保持者は利用できます。日本茶やオカキを出してもらえました。平日のお昼時でしたが非常に空いていました。店舗の外に出ることなく三越内でゆっくりと寛げる場所があるのはとてもありがたいです。
まとめ:お帳場カードの一番入手しやすい方法についての考察
このような少し閉鎖性のある特殊なカードですが、三越・伊勢丹系列の百貨店で使用するには最大10%還元と非常にパワーのあるカードに変身します。入手困難な招待制のクレジットカードですが、最大10%の還元が目的ならば、自己申し込み可能な「エムアイカードプラス」または「エムアイカードプラスゴールド」を作るのが良いと思います。エムアイカードにはいろいろな種類がありますが、上記2つのカードが還元率などの点で絶対におすすめです。VISAかアメックスを選択できます。
エムアイカードプラスゴールドでは三越伊勢丹グループの百貨店でのお得意様サロン・ラウンジの入室が可能になります(ただし、銀座三越、日本橋三越、伊勢丹新宿のサロン・ラウンジはお帳場カード等でないと利用できないそうなのでご注意ください)。
年会費はエムアイカードプラスは初年度無料で2年目以降が2000円(税別)でお帳場カードと同じでです。エムアイカードプラスゴールドの年会費は10,000円(税別)です。ほかには、還元率は最大3%で前述の2つのカードよりも劣りますが、エムアイカードゴールド(年会費5,000円(税別))というクレジットカードもあり、お帳場カードよりは短時間となりますが、三越伊勢丹グループの百貨店での駐車場無料特典があるカードもあります。ご興味がありましたら、入会してお帳場カードを目指してみてはいかがでしょうか。また情報がありましたら更新します。
専属の外商担当こそつきませんがエムアイカードの特典は魅力的です。エムアイカードプラスゴールドについての詳細は、以下のリンクページで解説しています
エムアイカードのサイトから直接申し込みもできますが、ポイントサイトのECナビを経由するとECサイトのポイントがたまり現金に変換のでお得です。以下のリンクでECナビの紹介・解説をしていますので興味がありましたら見てみてください。
以上、三越のお帳場カードについて解説しました。また情報がありましたら更新します。
(なお、クレジットカードの特典等については変更になっていることがありますので必ず公式ページをご確認のうえお申し込みください)
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
私は伊勢丹の外商カードを所有しておりますが、銀座三越ラウンジはお帳場カード、お得意様カードだけでは入れなかったと思います。
銀座三越ラウンジは、銀座三越での高額購入者に発行されるラウンジアクセスカード所有者か三越伊勢丹グループが最近始めたカスタマープログラムのプラチナステージでないと利用できなかったと思います。
ご指摘ありがとうございます。おっしゃるとおりです。
銀座ダイナースラウンジの記事に記載していたのですが、肝心のこちらの記事に情報を載せ忘れていました。
そのことを知らず、以前、銀座三越のゲストラウンジに入ろうとして入れなかった苦い思い出があります笑。
最近はカスタマープログラムもあるんですね。
ご指摘いただきましてありがとうございました。